お知らせ
WAJIMANURI EXPO2026が東京・歌舞伎座で開催されます
能登官民連携復興センターは、輪島塗産業の再生を目指す輪島塗復興協議会の活動を支援するため、連携を進めています。このたび輪島塗復興協議会が復興に向けた輪島塗の「いま」と「これから」を全国へ発信するため、東京・歌舞伎座で「WAJIMANURI EXPO2026」を開催することとなりました。

WAJIMANURI EXPO2026 概要
日時
- 1月10日(土) 13:00–18:30(最終入場18:00)
- 1月11日(日) 10:30–17:30(最終入場17:00)
会場
- 歌舞伎座ギャラリー内 木挽町ホール(東京・銀座)
- アクセス方法
- 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分
- JR・東京メトロ 東京駅 タクシー10分 ◯ 首都高速[銀座出口]
- 住所・連絡先
- 〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 TEL:03-3545-6800(代)
- アクセス方法
入場料
- 無料
歌舞伎座の舞台から、復興に向けた輪島塗の「いま」と「これから」を全国へ発信する企画で、以下の内容が予定されています:
- 輪島塗の職人による実演(蒔絵・沈金・呂色)
- 伝統技法を間近で見られる貴重な機会です。技法の背景や制作工程も紹介されます 。
- 作品展示(公募作品・若手作家作品)
- 地域の作家や若手が参加する展示コーナー。新たな表現や挑戦が並び、未来の輪島塗の姿が垣間見えます。
- 124工程の紹介コーナー
- 輪島塗特有の「124工程」を、パネル・工程別展示でわかりやすく紹介。
- 協議会・大学の研究発表
- 復興支援やデザイン研究など、大学との共同成果を展示。
- 物販コーナー
- 輪島塗製品や関連グッズの販売も行われます。
来場者は職人・作家と直接会話でき、輪島塗の魅力と復興への取り組みを体験できるイベントとなっています。
輪島塗復興協議会とは
輪島塗復興協議会は、能登半島地震を受けて大きな被害を受けた輪島塗産業の再建を目的に、職人・事業者・大学・行政などが協力し合うプラットフォームとして設立された組織です。
設立までの7か月間、大学や専門家と対話を重ね、実態調査やヒアリング(約100名)を実施し、復興に向けた具体的なアクションプランを策定してきました 。協議会は、次の3つの柱を中心に活動を展開しています。
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職人支援:技術の継承、育成、マッチングの仕組みづくり
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ブランド強化:新商品開発、IP活用、デザイン力強化
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環境的課題の解決:住環境整備や工房の再建など
また、産業再生に向けて、企業・大学・行政との共創を進めるため、「マッチングシステム構築」「若手職人向け工房付き住宅」「IP活用商品企画」「全国美大との連携」など、多角的なプログラムを計画しています 。
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輪島塗復興協議会の挑戦は、輪島塗の「再生」だけでなく、日本の伝統工芸が未来へと進むための新しいモデルづくりでもあります。
能登官民連携復興センターは、協議会とともに、「技術の継承」と「新しい価値創造」の両立を目指す取り組みを今後も支援していきます。
